今年の顔、生物室のヘビ君たち

 

ジムグリの「ジム」

ジムグリの「ジム」

アオダイショウの「ワサビ」

アオダイショウの「ワサビ」

シマヘビの「ジュウゾウ」

シマヘビの「ジュウゾウ」

遅いあいさつですが、あけましておめでとうございます。

今年(2013年)から、「聖ヶ丘の生き物ウォッチング」を始めます。トップバッターがいきなりヘビの登場で「趣味が悪い!」との声も聞こえますが、今年の主人公ですからご容赦ください。本校自然科学部の生徒達が飼育している3種のヘビ、もちろん学校の周りで捕まえたものです。「ヘビのいる学校なんて!?」と心配しないでください。雑木林や畑があれば結構いるものです。それだけ自然が豊かな環境だということですね。

「ジム」は1mくらい、頭の「V字」模様がジムグリの特徴です。3匹の中では一番慣れていて、担当の青木君のいいお友達です。アオダイショウの「ワサビ」は1m50㎝、冬になり餌をあまり食べなくなっているので、先日はちょっと無理矢理ですが餌を食べさせました。ちなみに餌は市販の冷凍マウスです。「ジュウゾウ」はまだ小さく50㎝ほどです。3種とも毒はないので安全です。

関東地方には8種類のヘビが生息しています。上の3種の他に、ヤマカガシ、ヒバカリ、マムシ、タカチホヘビ、シロマダラです。ヤマカガシとヒバカリは以前に飼育していました。マムシも確認しています。今、多摩動物公園では、「多摩ヘビ展」を開催していますが、それによると多摩動物公園の敷地内にはこの8種が全て生息しているそうです。本校は多摩動物公園と同じ多摩丘陵の一角に位置していますので、もう少し調べればタカチホとシロマダラも見つかるかもしれませんね。

(その後のヘビの話題 2013/3月ジムグリ脱皮 2013/9月シロマダラ 2015/6月ヤマカガシ

ご意見・関連情報などありましたら、こちらまでご連絡ください。