ミナミヌマエビ(シナヌマエビ)

ミナミヌマエビ(シナヌマエビ?2㎝)

ミナミヌマエビ(シナヌマエビ?2㎝)

ヤマトヌマエビ(4㎝)

ヤマトヌマエビ(4㎝)

膝のケガは意外と長引きまだ装具を付けた状態です。なかなか外に出られず、今回は室内の話題です。

今年の春、多摩川を散歩中、オイカワシマドジョウの1~2㎝の稚魚を見つけ20匹ほど捕ってきました。この時、これも1㎝に満たないエビを10匹ほど捕まえて同じ水槽で飼育を始めました。これが今、2㎝ほどに育っています。ミナミヌマエビかシナヌマエビだと思います。下の写真は、ショップで購入したヤマトヌマエビですが、これに比べるとずっと小型です。

エビについては詳しくないので、ネットの情報を総合するところ、ミナミヌマエビは日本の固有亜種がいますが、西日本が中心らしく、多摩川や関東地方で見られるものは、中国から移入されたシナヌマエビではないかということです。釣りエサとして持ち込まれているようです。ショップで「ミナミ」として販売されているものも、実は「シナ」ではないかということです。

川岸の浅瀬に生息しており、大きくなったものを採集したこともあり、深さ30㎝の水槽に放したところ底にじっとしていることはなく、水草や濾過器の上など常に浅い場所を求めていました。環境の変化に弱いようで、浅い場所のない水槽などでは死んでしまうような気がしています。今度詳しく、水深と生存可能性について調べてみたいと思います。

さて、大きくなったミナミヌマエビ(シナヌマエビ?)が卵をもつようになりました。水槽に目をこらすと、2~3㎜の小さな赤ちゃんも数匹確認されます。小さすぎて探すのが大変ですが・・・。魚たちに食べられないよう親エビは別の水槽に移しました。これからが楽しみです。

今年はこれで最後のコラムです。1年間お付き合いいただきありがとうございました。ケガを早く治して、新年からまた新鮮な話題をお届けできるよう努めたいと思います。

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