アロエベラ
構内の一角でアロエベラが黄色い花を咲かせています。昨年の12月のブログで紹介したキダチアロエと同じ場所に並んで植えられているものです。キダチアロエの赤橙色とは対照的な黄色い花。5月中旬から咲き始め、今年は花穂を7本つけました。昨年は6本でしたから少し大きくなったようです。
アロエベラは茎が伸びず大きな葉が根本から生えるのが特徴です。日本では寒さにも強いキダチアロエの方が古くから栽培されていますが、世界的には温暖な気候を好むベラの方が一般的です。「ベラ」とはラテン語で「真実」を意味し、アロエベラは「真実のアロエ」というとですから、世界的に多いのもうなずけます。北アフリカやアラビア半島が原産地とされています。
その「真実のアロエ」を露地で育てているのがちょっと自慢です。都内で露地でそのまま冬越ししているベラにお目にかかったことはありません。といってもほとんど手入れはしていませんが・・・。前々校長の岡本先生からいただいたものを、面倒を見きれず外に植えっぱなしにしたのが「真実」です。上にひさしがあって雨にあまりあたらず霜も降りない場所が良かったのだと思います。
アロエベラは火傷の治療などに利用されます。私も実際に使ってみましたが結構効き目がありました。食品としても利用されています。某メーカーの「アロエヨーグルト」はベラを使用しています。葉肉のゼリーの部分を生でも食べられますし、一度煮立ててから氷水で冷やすと歯ごたえが出ます。キダチアロエより苦味が少なく美味しいですよ。
今度植え替えて整理しようと思っています。もしご入り用の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
2014年6月2日 有岡 淳
カテゴリー:植物
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