どんぐり各種
実りの秋。田んぼでは稲刈りが行われ、畑ではサツマイモや落花生が収穫されています。雑木林も実りの季節、林床にいろいろなどんぐりが落ちるようになりました。学校周辺でよく目にするのは、コナラ、クヌギ、スダジイ、シラカシ、マテバシイのどんぐりです。
最も多いのはコナラのどんぐり。最も身近で一般的などんぐりですが、大きいものや小さいもの細長いものなど結構バラエティーに富んでいます。どんぐりについている「帽子」の部分を殻斗といい、これに鱗状の模様がついているのが特徴です。初夏に受粉したものがひと夏で実になります。
クヌギはまん丸などんぐりですぐ見分けがつきます。殻斗も固い棘がヒゲのように広がっているのが特徴です。コナラと異なり、昨年受粉したものが2年がかりで大きくなったものです。拾ったどんぐりの中に小さな穴が開いているものがありました。これはクヌギシギゾウムシの幼虫が出てきた跡です。
学校裏の神社には大きなスダジイの木があり、毎年たくさんのどんぐりを落とします。小型で先の尖った三角形のような形です。これもクヌギ同様2年もの。実はすっぽり殻斗でおおわれていますが、熟すとこれが3つに裂けてどんぐりが顔を出します。実は甘く生でも食べられます。生物室でも試食しました。
構内にシラカシが10本ほど植栽されていますが、生育状態がよくないのかあまり実をつけません。その中で1本だけは毎年かわいいどんぐりをつけてくれます。毎日通る目につくところなので、青い実が大きくなる様子がよく分かります。殻斗に横縞の模様があるのが特徴です。
マテバシイは大型のどんぐりです。これも2年もので、2年目の夏から大きくなります。最近は街路樹にも利用されているので道ばたでもよく見かけます。殻斗は実の大きさに比べると小さくて浅く、枝に数個ついたまま落ちているのが特徴です。煎って食べると美味、縄文人のごちそうだったのではないでしょうか。
皆さんもいろいろなどんぐりを探してみて下さい。






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