コアシナガバチ

コアシナガバチの巣(7/16)

コアシナガバチの巣(7/16)

幼虫の姿も見えます

幼虫の姿も見えます

7月16日、我が家の外壁でコアシナガバチの巣を見つけました。外壁と屋根からの雨水の流れる樋の間の6~7㎝ほどの狭いスペースです。家の東南の角で、高さは1m80㎝くらいの場所です。よく目に付く場所なのですが、1匹の女王が巣を作り始めるのは5月の中旬頃ですから、2ヶ月間気がつかないでいたことになります。成虫の体長は15㎜ほどで、名前の通り他のアシナガバチに比べやや小型。反り返ったような巣を作るのが特徴です。

上部の小さな部屋には卵が産まれており、これから夏の間にどんどん巣が拡張していくのでしょう。やはり駆除することにしました。駆除と言っても特別な防護服を着て殺虫剤を使うわけではありません。そっと近づき巣の基の部分をはさみで切り落とすだけ。慌てた成虫たちは一度飛び散りましたがすぐに巣のあった場所に戻ってきました。1匹だけ巣にしがみついたままのものが女王だったのでしょうか。きちんとした確認を怠りました。

戻ってきた働きバチたちは捕虫網でゲットしました。巣の周りにいたのは5~6匹でしたが、30分ぐらいかけて16匹が戻ってきました。同じ巣穴を二度使用していないとすると、成虫が羽化した巣穴が20個ほどですからうなずける数です。翌日学校に持ち込んだところ、有江先生とみなみ先生が標本にしてくれました。文化祭で展示します。

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