ツワブキ

ツワブキ(11/15)

ツワブキ(11/15)

キク科の特徴がよく分かります

キク科の特徴がよく分かります

先日(11/24)は思いもかけぬ11月の雪。聖ヶ丘では10㎝以上の積雪でした。東京では54年ぶりとのこと。この雪の影響でしょう、きれいに黄葉していた多摩センター通りのイチョウが、一気に葉を落としてしまいました。学校裏の神社でも、クヌギやコナラの落ち葉の厚みが増したように思います。26日の昼、その落ち葉を踏みながら、高校3年生数人が合格祈願を終えて帰ってくるところでした。

さて、11月になり神社の脇ではツワブキが黄色い花を咲かせています。この日は、雪の後のようすが心配だったので見に来たところでした。でも、全く心配ご無用。スダジイの大木の下で積雪も少なく、守られるように以前と同じようにたくさんの花を付けていました。写真と同じように花を付けた株が数株あります。この時期、他に目立った花はほとんど見当たらなくなっていますから、聖の丘でも貴重な存在です。

これらの株は園芸用に植えられたものだと思いますが、本来は、海辺近くに多く自生しています。冬でも枯れないツヤのある葉が特徴です。花を拡大して見ました。キク科の花ですから、9月に紹介したキクイモの花とよく似ています。真ん中の管状花からはおしべとめしべが突き出ているのがよく分かります。めしべの先が2つに分かれてくるっと丸くなっているのが、タンポポやヒマワリと共通する特徴です。

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