ニガイチゴ

ニガイチゴ(4/12)

ニガイチゴ(4/12)

花は上向きに開く

花は上向きに開く

4月の初めに紹介したモミジイチゴと入れ替わるように、同じキイチゴの仲間のニガイチゴの花を目にするようになりました。ただし、モミジイチゴが下向きに花を開くのに対しニガイチゴは上を向いて花を開いています。学校周辺ではニガイチゴの方が少ないように感じています。

写真は大学の西側のフェンスの脇から顔を出していたものです。あまり日当たりの良い場所ではありませんが、毎年この時期に必ず白い花を咲かせます。背丈60㎝ほどの低木で、モミジイチゴよりは小振り、花びらが細身でしわの入った感じが特徴的です。もっと細い花びらのものもあるようです。

6月になると赤い実がなり、この実に苦みがあることからニガイチゴとされています。でも、結構甘くておいしいですよ。今年は、モミジイチゴと同様ニガイチゴのジャムにも挑戦して見ましょう。幸いこの場所は人通りが少なく、ちゃんと収穫できるのではないかと期待しています。

さて、上の写真を撮影したのが12日で今日は19日、念のために再度見に行ったところ、もうほとんど花びらが散ってしまいました。日曜日に風が強かったのも影響しているかもしれません。この時期、植物たちは次々に芽を出し成長しています。花の移り変わりも早いです。このブログの話題も時期遅れにならないよう、うかうかしていられませんね。

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