メタセコイア(その2)

桜ヶ丘公園のメタセコイア(12/19)

桜ヶ丘公園のメタセコイア(12/19)

雄花のつぼみ

雄花のつぼみ

メタセコイアの実

メタセコイアの実

前回紹介したメタセコイアはすっかり葉を落とし、周りの雑木林もすっかり冬模様になってきました。前回の写真と比べ、10日ほどでこれだけ違うのですから、1日毎の変化をきちんと記録しておくとおもしろかったかもしれません。

落葉したメタセコイアですが、よく見るとまだ枝先に茶色いものが残っています。落ちきらない葉が残っているようにも見えますが、実はこれはメタセコイアの雄花のつぼみ。アップしてみると3㎜ほどの小さな丸いつぼみが、穂のようになって垂れ下がっているのが分かります。雄花の穂は、秋、まだ葉が緑色の頃につくられ、今頃少しふくらんできます。開花するのは3~4月です。

下の写真はメタセコイアの実。木の根元にたくさん転がっています。実と言っても、中の種は飛び散って隙間が空いた状態ですから、正確に言うと実の殻といったところでしょうか。でもこの隙間の空き具合が幾何学的できれいですね。松ぼっくりなどと一緒にクリスマスのリース作りに利用するのもよいと思います。ちなみにメタセコイアはマツではなくスギの仲間です。

さて、学校は今日が2学期の終業式。明日からは高校1年生のスキー教室の予定です。ところが暖冬の影響でスキー場に充分な雪がありません。本格的な冬将軍の到来を願っています。

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