キジ

キジ(4/17)

学校近くの稲城市若葉台にお住まいのＫさんよりキジの情報をいただき、さっそく見に行ってきました。新しくできた大きなマンションが立ち並ぶ一角、建設工事が行われ柵で囲まれている敷地の内です。広い公園があり自然が残されている場所とはいえ、こんな住宅街でキジが見られるなんて大感激です。

朝の６時頃から姿が見られるとのことでこの日（１７日）は早朝出勤。６時ジャストに現場に到着。待つこと５分。「ケッケーン」。鳴き声が聞こえてきました。そおっと声の方に近づいてみると、いましたいました。赤い顔と緑色の羽が朝日にきらきら輝き実に綺麗です。５分おきに声を上げてはバタバタッと羽を打ち付けて音を出す「ほろ打ち」と呼ばれる動作を繰り返していました。

私が聖ヶ丘に赴任したのは２００１年。それから３～４年間は裏の畑でキジの姿をよく目にしていましたが、このところ全く見かけなっていました。開発で新しいマンションが次々に建設され、もうダメかなと思っていましたがどっこい健在でしたね。調べてみたところ、住民の方もよく分かっているようで「自然豊かな若葉台」のシンボルになっているようです。

７時くらいになると通勤の人通りも増えてきましたが、それでも動ずることなくずっと姿を見せてくれていました。工事現場の柵の中には人が来ないことが分かっているのでしょうか。でも昼間工事が始まってからはどうしているのでしょうか。これからが繁殖期です。メスの情報もありますので、何とか世代をつないで生き続けて欲しいと思います。

マンションも間近に

工事現場の柵の中