ヒガシニホントカゲ

シガシニホントカゲ(4/2)

ヒガシニホントカゲ(4/2)

ブロックの隙間から顔を出しました

ブロックの隙間から顔を出しました

 

国立環境研究所資料より

国立環境研究所資料より

ヒガシニホントカゲ。あまり聞き慣れない名前かもしれません。それもそのはず、2012年にDNAの分析により従来のニホントカゲが2種に分かれ、東日本のものがこの新しい名称になりました。西日本のものは昔のままのニホントカゲ。境界は若狭湾から琵琶湖、和歌山県の紀ノ川に沿ったラインです。ロシア沿岸部のものもヒガシニホントカゲと判明しています。オカダトカゲは従来から知られている近縁種です。

そのヒガシニホントカゲが冬眠から目覚めて顔を出しました。4月2日のことです。ブロックの隙間から体を半分ほど出して辺りをうかがっています。冬の寒さをしのいで久しぶりに春の日差しを浴びようとしているようすでした。カメラを構えたこちらを警戒しているのかあまり動きません。しばらくしてやっと全身を現しましたが、くるっと反転してまたもとの隙間に戻っていきました。

ニホントカゲは成体と幼体で色合いが異なります。幼体は黒い体に5本の白い筋がはっきりしていて、しっぽの方が青光りしています。オスは成体になると全体的に褐色となり、体の両サイドに幅の広い黒い縦縞が入るようになります。知らない人が見ると別の種類と間違えるのではないでしょうか。この個体はしっぽの青味がかった色が無くなり、成体に近づいているものと思われます。メスは幼体の色彩を残したまま成熟する場合もあるそうです。

5~6月に産卵します。学校でも一度産卵まで飼育したことがありますが、その後はうまく育ちませんでした。今年は再度チャレンジしてみましょう。この日は別の場所でも石垣の隙間から顔を出している個体を見つけました。いよいよ春本番ですね。

ご意見・関連情報などありましたら、こちらまでご連絡ください。