アオサギ

アオサギ(1/12)

アオサギ(1/12)

遅いご挨拶になりましたが、あけましておめでとうございます。このブログも3年目になりました。いつまで続けられるか正直なところあまり自信はないのですが、今年1年、四季折々の多摩の豊かな自然をお届けできるよう頑張りたいと思います。

とは言いつつ、昨年来のケガがまだ完治せず、冬休みもほとんど外に出ることができませんでした。12日の成人の日に、久しぶりに自宅近くの浅川に出かけ撮影したのがこのアオサギです。正月にこれまでのものよりズーム機能の良い(といっても本格的なものではありませんが)デジカメを購入し、最初に写した1枚です。

数羽のアオサギが、数mおきに対岸のがけにくっつくようにしてほとんど動かず、午後の日差しの中で日向ぼっこをしているようでした。アオサギと言っても見た目は灰色で、英名では「grey heron」と呼ばれています。日本では古来、白と黒との中間的な淡い色をアオと称していたとのこと。このアオという響きに気品の高さを感じているのは私だけではないと思います。

通常は小魚を餌としていますが、時には30㎝にもなる大きなものを飲み込むこともあるようです。昨年のお正月に、同じ浅川でバードウォッチイングをしていた方から、くちばしの倍ほどもある大きなコイを丸呑みにしている写真を見せてもらいました。その方曰く「お正月祝いのごちそうだ。」とのことでした。

市内でも聖蹟桜ヶ丘付近の多摩川や大栗川や乞田川で見かけます。他に近場で絶好のアオサギ観察ポイントをご存じですか。実は多摩動物公園のアフリカ園脇にあるペリカン池。動物園だからといって飼育しているものではありません。ペリカンの餌のアジを狙って野生のアオサギが集まってくるのです。私が見た時はその数20~30羽。100羽以上が生息しているとのことです。園内に営巣していますので生態観察にはうってつけです。是非お出かけ下さい。

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