ヤマモモの実

ヤマモモの実(6/28)

ヤマモモの実(6/28)

おいしそう!

おいしそう!

今、学校入り口のスロープの脇にヤマモモの赤い実がたくさんなっています。直径1~2㎝ほどの丸いかわいい実で、表面が粒状になっているのが特徴です。毎年6月中旬から7月にかけて実をつけますが、今年は例年以上に実の付き方が多いように思います。通路に落ちて潰れたりすると結構汚れがこびりつきますので、守衛さんも毎日のように掃除をしていて大変なようです。

ヤマモモは暖地性の常緑樹、いわゆる照葉樹林を構成する木です。中国大陸や日本が原産で、関東地方以南の低地や山地、海岸沿いなどに自生しており、身近には公園や庭木として植栽されたものをよく目にします。本校の構内にもスロープ脇に10本ほど、西側の通用口にも数本植えられています。オスの木とメスの木があり、スロープ脇では4本の木に実がついています。自生しているものでは10mを越えるものもあるようですが、構内のものは3m~5mの高さです。

本当のモモとは全く別の種類ですが、赤い実は見るからに美味しそうです。でも、ちょっと酸味があるので、ジャムにしたりジュースにした方が美味しいと思います。徳島県が生産量日本一で、ヤマモモ酒なども販売されています。次いで高知県が第2位。この2県で全国の90数%のシェアを占めているそうです。このことは初めて知りました。調べてみるといろいろと興味深いことが分かっておもしろいですね。徳島県では県の木、高知県では県の花に指定されています。

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