ヒガンバナ

ヒガンバナ(9/18)

ヒガンバナ(9/18)

放射状に6つの花が集まっています

放射状に6つの花が集まっています

「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当によく言ったもので、猛暑の続いた今年の夏も朝夕は涼しさを感じる季節となりました。そして、そのお彼岸に合わせてヒガンバナが咲き始めました。名前の通り本当に毎年決まってこの時期です。この時期、学校は文化祭のシーズン。私にとってヒガンバナは文化祭に直結するイメージです。

ヒガンバナは芽(花茎)を出すとグングン伸びて、1週間から10日ほどで花をつけます。この時期は花茎だけで葉はありません。葉は花の後から出てきて冬を越して春先には枯れてしまいます。冬の間の光合成で作られた栄養分を球根にしっかりと蓄えておき、一気に花を咲かせるのです。今年も文化祭準備で野外の観察を少し怠っているうちにあっという間に花が咲き始めました。写真は文化祭後の18日に撮影したものです。

一つのまとまりに見える花ですが、通常6個の花が放射状についています。小ぶりのものでは5つの場合もあり、逆に7個のこともあるようです。萼が花びらのように変化しているので、萼と花びら併せて6枚、おしべも6本、めしべは1本です。大型で真っ赤な色、均整のとれた形、ともかくよく目立つ派手な花です。横から見た時のおしべやめしべのカーブの具合もすばらしいですね。

さて本校の文化祭、15・16日を予定していたのですが、残念ながら台風で両日とも中止。これは本校では初めのことです。急遽17日に生徒・保護者だけの内部公開で実施しました。1日だけの文化祭でしたが生徒達は全力投球で奮闘していました。日程変更にもかかわらず、模擬店等にご協力いただいた保護者の皆様ありがとうございました。見学を予定されていた受験希望の皆様、申し訳ありません。別の機会に生徒の活動を紹介したいと考えています。

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