切り株からタケノコが

切り株からタケノコが

切り株からタケノコが

5月初めの話題です。なんと切り株からタケノコが顔を出していました。切り株に置いてあるのではありません。ちゃんと下から生えているのです。ゴールデンウイークの5月3日、自然科学部の生徒達と学校周辺の自然観察に出かけたときに見つけました。場所は稲城市坂浜。道路に面した竹藪の一角です。見つけた時、生徒達は声をそろえて「何!これ?」。確かに「珍百景」です。切り株はスギではないかと思います。まだしっかり根を張っているように見える切り株ですが、基の部分は腐って土のようになっているのでしょうか。手前はアスファルトの道路ですから、タケが地下茎から芽を出すのにはかえって条件が良い場所だったのかもしれません。

成長したタケの写真と2枚並べて紹介しようと思い、25日に再度同じ場所を訪れたのですが、残念ながら育っていませんでした。人が切り取ったような形跡はなく、腐ったような状態でした。切り株に雨水がたまったりしたのでしょうか。せっかくわずかな場所を見つけて「生きよう」としたのでしょうが、かわいそうな結果でした。

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