カルガモのヒナ

保護したカルガモの雛(6/14)

保護したカルガモの雛(6/14)

同上

同上

生徒が見つけた場所・道路脇です

生徒が見つけた場所・道路脇です

カルガモのヒナが職員室に届けられました。14日の朝のこと。登校中の中学生が見つけて運んできてくれました。場所は、尾根幹線道路を永山方面から聖ヶ丘に向かった多摩東公園の手前です。道路脇で周りに親の姿は見られなかったとのことです。たぶん生まれて間もないヒナだと思われます。

鳥のヒナを見つけた場合、ともかく親のそばに戻すのが一番です。ヒナは一時保護して、とりあえず場所の確認に出向きました。フェンスで囲まれた人の出入りのない草むらです。ただし、近くに水場は全くありません。こんな場所で子育てをするのでしょうか。どこに返したらよいものかと思案していたところ、事態は急変。ヒナがぐったりしてきてしまいました。必死の介抱の甲斐無く、午後の授業から戻ってみると息を引き取っていました。かわいそうなことをしました。やはりすぐ戻すべきっだのかもしれません。この場所でのカルガモ情報をお持ちの方ご連絡下さい。

届けてくれた生徒は男の子で、お弁当の保冷バックからお弁当を出し、代わりに着ていたセーターをクッション代わりに詰めてかいがいしく運んできました。その優しい気持ちには感激しました。ただし、やはり「ヒナは拾わないこと」。「親鳥が近くにいることがあります。その場を離れてそっと見守ってください」。日本野鳥の会も呼びかけています。

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