ヒヨドリ

校内に迷い込んだヒヨドリ(6/7)

校内に迷い込んだヒヨドリ(6/7)

ヒヨドリ(2013年1月)

ヒヨドリ(2013年1月)

5月のブログで紹介したツバメに続き、また校内への迷い客。7日の朝出勤すると、早速、教育実習生の佐溝クンから報告がありました。5階の廊下を鳥が飛んでいるとのこと。「スズメよりは大きく灰色で尾が長い」との説明からピンときましたが、駆けつけてみると案の定ヒヨドリでした。5階の窓は転落防止用に10㎝くらいしか開かないようになっているため、なかなか外に出られないようすです。窓際にとまったところを今回も捕虫網でキャッチし、逃がしてあげました。

ヒヨドリは学校周辺で最も目にする機会の多い「都市鳥」です。やや大型で「ピーヨピーヨ」という鳴き声も分かりやすいのですぐ目に付きます。教室の窓からはガビチョウの声もうるさいくらいに聞こえてきますが繁みに隠れてなかなか姿は見えません。それに対しヒヨドリは木の実や花の蜜を吸いによく姿を現します。サクラの時期には蜜を求めて花を柄から丸ごと落としてしまいます。波を描くように飛ぶ姿も特徴的です。

庭のえエサ台などにもよく現れます。左の写真は以前、我が家の庭で撮影したものです。鳥の動きをキャッチすると自動的にシャッターが降りるカメラで写しました。本当はメジロの写真を撮りたかったのですが、シャッターが降りた15回の内メジロを捕らえたのは1回だけで、後の14回はすべてヒヨドリでした。一度ヒヨドリが来ると小さなメジロはたちうちできないようです。マンション住まいだった頃、5階の窓の外にえさ台を設置した時にもやってきたのはヒヨドリでした。しかも数羽まとめてです。下のお宅に糞害を及ぼしそうだったので慌てて撤去したことを覚えています。でも、それだけ人間に近い仲間だと言うこと。優しく見守りたいと思います。

ご意見・関連情報などありましたら、こちらまでご連絡ください。