シジュウカラの幼鳥

シジュウカラ幼鳥

シジュウカラ幼鳥

職員室にて

職員室にて

職員室にかわいいお客さんがやってきました。シジュウカラのひなです。20日の朝、始業前の生物室に中学3年生の女子生徒が、「先生!鳥!」と駆け込んできました。教室で鳥がバタバタしているとのこと。私は不在でしたが、講師の米田先生が捕虫網を持って馳せ参じ、捕まえてきてくれました。巣立ったばかりの幼鳥で、まだ十分に飛ぶことはできないのでしょう。手乗りの状態でカメラに収まってくれました。

小鳥自体がかわいいですが、幼鳥となるとまたさらにかわいさ倍増ですね。目つきが違うのでしょうか、動物の赤ちゃんなどと同じような愛くるしさを感じます。親はグレーの体に白と黒のコントラストがはっきりし、黒い帽子と黒いネクタイが特徴的です。幼鳥はグレーにうぐいす色が目立ち、白い部分も黄色みを帯びています。帽子もまだ灰色でネクタイもはっきりしていません。そんなところも「幼い」特徴です。

近くに巣があったのでしょう。シジュウカラは巣箱やパイプけなどの人工物をよく利用します。使われていないポストやガードレールのパイプに出入りする姿を見たこともあります。注意して探せば子育てのようすを観察することができたかも知れませんね。よく飛べないといっても、3階の教室に紛れ込んだのですから体力はあるでしょう。逃がすと土手の茂みに飛んでいきました。元気でね!

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