ヤブヤンマ

ヤブヤンマ(5/14)

ヤブヤンマ(5/14)

触っても飛びません

触っても飛びません

成熟すると複眼は美しい部r-になります

成熟すると複眼は美しい部r-になります

先週の土曜日(14日)のことです。この日、本校は体育祭でした。その体育祭を観戦にいらしていた保護者の方から情報をいただきました。自然科学部部長清水君のご両親で、一家そろっての虫ファンです。校舎の外壁に大きなトンボが止まっていたとのことでスマホの写真も見せてもらいました。早速出向いてみたところまだいました。どうやら羽が一部縮れてあまり飛べないようです。

すぐには種類がわからなかったので調べていたところ、翌日清水さんからヤブヤンマのオスとの連絡がありました。さすがに詳しい!確かにそのようです。5月下旬から羽化し9月中旬まで見られるとのことですから、羽化したてだったのでしょう。この個体は複眼が茶色ですが、成熟すると鮮やかな水色や緑色になるのが特徴です。日中は林の中で枝にぶら下がって休んでいることが多く、夕方、餌を求めて活動します。

幼虫は樹林内の小さな水たまりでも育つそうですが、さて、この個体は一体どこで羽化したのでしょうか。さわっても飛ぶようすはありませんから、さほど遠くではないと思います。候補地として考えられるのは、学校下の公園にあるドカン池か、裏の連光寺の湿地。ここには他にもいろいろなヤゴがいる可能性があります。いつか調べてみたいと思います。

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