コゲラ子育て中

餌をとって戻ってきました

餌をとって戻ってきました

巣穴に入るところです

巣穴に入るところです

もう1匹の親・餌をくわえています

もう1匹の親・餌をくわえています

前回紹介した稲城市の上谷戸(かさやと)で、コゲラが子育て中です。川辺にある1m50㎝位の高さに切られた枯れた木に巣を作りました。観察している方に教えていただいたのが8日。15日に再度出かけて写真に納めることができました。ペアで入れ替わり、5~10分おきに餌を運んできます。すでに2週間以上になりますからもうすぐ巣立ちかも知れません。

コゲラは日本に生息する最も小型のキツツキです。本来は平地から山地の林に生息していますが、最近では学校周辺の雑木林や市街地の公園や庭先などにも現れ、すっかり「都市鳥」の仲間となっています。冬の間は、学校裏の神社や桜ヶ丘公園などでシジュウカラの群れと一緒に行動しているところをよく見かけます。「ギーギー」という声と「コツコツ」と木を叩く音が特徴的です。

さて、今回の巣は結構人の目に付く場所にあります。気がつかずにすぐ脇を通り過ぎる人もいます。私自身も10m近くでカメラを構えていますから、親がこちらの気配を気にして子育てを放棄してしまわないか心配です。15分ほどの観察で切り上げ早々に退却しました。何とか無事に巣立って欲しいと願っています。

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