ヨシノボリ

愛嬌のある顔です

愛嬌のある顔です

体長4㎝

体長4㎝

前々回に引き続き水槽の話題。今回は我が家の水槽のハゼ君です。1年前、多摩川支流の浅川で1㎝ほどの赤ちゃんハゼを捕まえ育てたものです。全部で3匹、今では4㎝ほどに成長しました。ヨシノボリの仲間だと思いますが、種名が定かではありません。ヨシノボリというのはグループ全体の総称です。カワヨシノボリだと思うのですが・・・。どなたか教えて下さい。

ハゼの仲間は腹びれが吸盤のように変化しています。その腹びれで吸い付くように「葦を登る」ことが名前の由来です。実際に葦を登るかどうかは分かりませんが、水槽のガラスにへばりつく姿を時々見かけることはあります。写真の1匹は顔を近づけると興味深げにこちらに近づいてくるかわいいヤツです。3匹それぞれ好みの場所があるようです。縄張りなのでしょうか。

これを書きながら再度調べたところ、カワヨシノボリは本来静岡以西の西日本に生息するとのこと。ところが近年関東地方でも見られるようになり、多摩川水系での生息の報告もありました。同じく多摩川中流域ではトウヨシノボリ(クロダハゼ)の報告もあります。どちらかだと思います。

さて、この水槽には一昨年の11月に報告した我が家生まれのオイカワの子供たちも10匹ほどいます。3~4㎝になり元気に泳いでいます。ヨシノボリとともにこれからの成長が楽しみです。

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