ジンチョウゲ

ジンjチョウゲ(2/26)

ジンjチョウゲ(2/26)

同上

同上

近くのお宅の庭先で

近くのお宅の庭先で

英語科の藤沼先生が職員室に春の香りを届けてくれました。ジンチョウゲです。独特の甘い香りが広がる周辺は、忙しい職員室の中でほっとする空間になりました。2月20日頃からお宅の庭で咲き始めたとのこと。まだ三分くらいの咲き具合ですが、つぼみの濃いピンクと白い花のコントラストがきれいですね。手毬状に集まった花は放射状に広がった葉に包まれて小さなブーケのようです。花の大きさや濃い緑の葉のようすから育ちの良い株だと察しられます。

花のつくりをよく見ると気がつくことがあります。がくがない!? いいえ、十字型に開いた花びらのように見えるものががくで花びらがないのです。中には黄色いおしべがあり中央にめしべらしきも見られますが、日本にある株はほとんどが雄株ということですから、めしべは機能していないのかもしれません。それとも珍しい雌株なのでしょうか。雌株なら赤い実がなるそうです。

さて、きれいな花瓶に移されたジンチョウゲですが、その後の花の持ちがあまり良くありません。枝の水揚げが悪いのでしょうか、2~3日後にはつぼみが開かず枯れてきてしまいました。30個以上の花がついたいい枝だったのですが残念です。近くのお宅からもいい匂いが漂ってきます。やはり露地植えのものを楽しむのが一番のようです。皆さんも春の香りを探して下さい。

ご意見・関連情報などありましたら、こちらまでご連絡ください。