ダイサギとコサギ

ダイサギ(聖蹟桜ヶ丘・2/3)

ダイサギ(聖蹟桜ヶ丘・2/3)

コサギ(浅川・1月)

コサギ(浅川・1月)

先日は久しぶりに聖蹟桜ヶ丘周辺の多摩川を歩いてきました。聖蹟桜ヶ丘駅から多摩川を下流に下り、大栗川が合流する地点がバードウォッチングの絶好のポイントになっています。この日も大きな望遠レンズがずらりと並んでいました。狙う先はオオタカとのこと。大栗川対岸の雑木林の残る崖が、鳥たちにとって住みやすい環境になっているようです。

この日最初に出会ったのがダイサギ。京王線の鉄橋近くです。サギの仲間の中では最大級で、特に首が長いのが目に付きます。1年中見られ、冬はくちばしが黄色くなるのが特徴です。一緒にいるコサギとはこの点ですぐ区別が付きます。1羽だけで、時々魚を狙うポーズをとるものの、あまり動かずゆっくり水面を眺めているようすです。たくさん群れている所を見たかったのですが、お昼の時間帯では無理なのでしょうか。

少し経つと、コサギが2羽上空を移動していきました。こちらは黒いくちばしと黄色い足が特徴です。多摩川で普通に見られるのはコサギの方です。写真は1月に浅川で撮影したもの。この時は数羽の群れで、真剣に魚を狙っていました。上流に向かって抜き足差し足で魚を追っているようすです。それでも20分くらいの観察の間には捕獲に成功することはありませんでした。生きていくのは大変なんですね。早朝、30羽ほどの群を見たことがあります。また、早起きに挑戦したいと思います。

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